文化財の中のオフィス
建物自体が文化財であるオフィス。 内装デザインを担当させていただきました。 建物が文化財なので、当然内装にも様々な制限がかかります。 ビス一つ打つにも許可が必要になりますし、退去時にはそれらの加工を全て元通りにしなければなりません。 床面積あたりの積載重量も近年建ったインテリジェントビルと比較したら小さいです。 しかし、それらの制限を加味しても余りある良さがたくさんあると思います。 重厚な外観に、経年変化で味の出た大理石のロビーの床。レトロなエレベーターや至る所に残る昔のフォントによるサインなど。 レトロ好きにはたまらない空間ですし、ここに招かれたお客さんも楽しんでおられることでしょう。