ジオ・ポンティは20世紀のイタリアを代表する建築家です。ミラノのピレッリ高層ビル(1956年)、ソレントのホテル・パルコ・デイ・プリンチピ(1962年)、米国デンバーのデンバー美術館(1970年)などの建築を設計したほか、家具や食器などのデザインにも腕をふるいました。ジオ・ポンティは若いころに陶磁器製造会社で働いていたこともあってか、その多くの作品で内外装にタイルを使っています。