3月といえば、雛祭り。旧安田邸の雛人形を見に行きました。日本ナショナルトラストが管理している建物で、多くのボランティアの方が支えています。昭和7年と16年に生まれた女の子のために、永徳斎という雛人形の老舗に作らせました。残月の間の床の間にぴったり収まっています。左側の人だかりがそう。子供の頃、母が箱から雛人形を出すのを、わくわくしながら見ていたのを思い出しました。お道具の豪華なこと!家具類は、当時使われていたオリジナルだそうです。とても寒く、当時の暮らしはどうだったのでしょう。数奇屋と書院造りと洋室を持った、和洋折衷の建物です。建物の正面玄関には、見学受付が設けられていて、常時係りの方が立っているので、外観写真を撮ることは諦めました。と言いながら…。外観を楽しめない建物見学は、やはりつまらないと思います。...旧安田楠雄邸の雛祭り