「Sure, why not!」 英語でメールを送信。ドキドキしながら返信を待つと、二つ返事でインタビューを引き受けていただいた。 インタビューをするのは、聶永真(アーロン・ニエ)氏。 台湾のクリエイティブ業界の人間であれば、誰もが知るグラフィックデザイナーだ。2016年には蔡英文大統領の大統領選挙ロゴデザインを担当。また彼が手掛けるCDのパッケージデザインは数々の受賞歴を持ち、2017年秋には東京で開催された「台湾のCDジャケットデザイン」展にも彼の作品が展示され、読者の中にも「アーロン・ニエ」という名前を知っている方がいるかもしれない。 そんな台湾が誇る巨匠 アーロン・ニエ氏であるが、お会いしてみれば非常に物腰が柔らかい方で、筆