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南紀男山焼 染付玉津春暁図花生 江戸時代後期 口径11.9cm/高さ26.2cm 南紀男山焼は、文政10年(1827)に藩の支援を得て、現在の広川町上中野に崎山利兵衛が開窯した窯で製作されたやきものである。この窯では、明治11年(1878)まで、染付の日常雑器を中心に生産を行っていた。本品は、和歌浦八景の一つ、「玉津春暁」をモチーフにした染付の花生で、玉津島神社周辺の景観を構成する観海閣・海禅院多宝塔・三断橋・鏡山などを描き、くびれの部分に片男波を表現する。底面には、染付銘で「南紀男山」とある。

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南紀男山焼 染付名草晩潮図大皿 江戸時代後期 口径39.6cm/高さ9.3cm この資料は、「瀟湘八景」「近江八景」を模倣した「和歌浦八景」のうち、「名草晩潮」をモチーフとした作品である。和歌浦湾から望む名草山・紀三井寺・名草浜などをデフォルメして描いた染付の大皿で、縁の周囲には豪快な波濤文をめぐらし、縁の形にも変化をつけている。側面には、桃の果実・霊芝・蝙蝠という不老長寿の意匠を表す。底面の高台中央には、「南紀男山」の染付銘がある。

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南紀男山焼 色絵花蝶文花生 江戸時代後期 和歌山市立博物館 底部には「南紀男山」銘があり、胴部には「偕楽園画製」と記される。素地を南紀男山窯(有田郡広川町)で焼き、色絵部分を西浜御殿内で仕上げたと考えられる。

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南紀男山焼 染付梅竹図寸胴水指 野際白雪絵付 江戸時代後期/1819年 口径17.0cm/高さ16.6cm 外面および内面に、紀伊藩御用絵師・野際白雪(蔡徴)が染付の梅竹図の絵付をした、寸胴の水指である。胴の表面には、輪積みの跡がうかがわれる。画面右端下に染付で「蔡徴」の落款と印章が据えられるほか、余白には松窓庵による「痩横窓、暗香清入座疎影」という染付賛があり、また底面には墨書で「文政己丑夏製于南紀男山」という銘が記される。

Antique pair of Japanese Satsuma pottery por SimonCurtisAntiques

南紀高松焼 染付高松茶屋根上松図花生 江戸時代後期 口径17.3cm/高さ34.6cm 南紀高松焼は、文政10年(1827)の南紀男山窯の開窯と前後して、崎山利兵衛が和歌山城下高松(現・和歌山市宇須)で、染付磁器を中心に製陶していたもので、作品の数は相対的に少ない。本品は、ほぼ円筒形の花生で、胴には砂丘の上に生える高松(和歌山市)の根上松と高松茶屋が染付で表現される。天地の縁には、雷文がめぐらされる。底面高台の中央には、染付銘で「南紀高松」とある。

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