1920年創業のイギリス老舗家具メーカー ERCOL(アーコール) による、ウィンザー ラティスドチェア ヴァイオリンシェイプ座面です。 アーコール社のチェアの中でも希少性の高い一品。ラティスドチェアとはしなやかに組まれたスピンドルのフォルムが、庭のラティスフェンスに似ていることに因みます。この椅子にはクロスバックチェア、キャンドルメイカーズチェアの別称もあります。また、脚の貫部分までクロスになっていて、優雅なシルエットが際立っています。8本のスポークが座板に差し込まれていますが、その1本ずつの角度も深さも異なっているため、大変難しい作業となりますが、熟達の鮮やかな手仕事が伺えます。笠木部分にはブナの木を弓状に曲げるウィンザーボウー