Tadashi - 皆様、ご報告とお礼が遅くなりました、すいません。多くのメッセージとコメント、本当にありがとうございます。これも、サポートしてくださる会社の上司や切磋琢磨できる仲間のいる環境、そして多くの美容師さんのクリエーションに対する熱い想いと、常日頃から支えてくれる家族があって、今年2012年JHA(ジャパンヘアドレッシングアワード)、ジャパンヘアドレッサーオブザイヤーでグランプリを受賞することができました(涙)。 2004年のグランプリより8年の歳月を経て2度目のグランプリをいただけましたこと、今だ信じられません。ただ、あの景色を味わってしまった以上、もう一度あの景色を渇望したい自分は確かにいました。でも、あの時の頂きではなかったんです。2004年にみた景色の向こうに更なる高い頂きは見えていたんです。そして葛藤(準備と練習)が始まりまりました。 自信の記号を作品の中に散りばめれば散りばめるほど、「らしさ」は生まれるものの、そこから抜け出せないジレンマとの戦い。自分のアイデンティティーを破壊し生み出す怖さ。評価などものともしない勢いとヘアスタイルの実験的かつ挑戦的なアプローチは表現の可能性を広げるとともに、暴走をはじめていました。自己満足至上主義、自分がやりたい世界観を表現する、諸刃の矢。いま思えばそんな作品群は表面的な美しさより内面に怪しく光るなにかに向かって、それを炙り出そうと必死にもがいているようでした。用意された8年は自信のセンスと技術不足に掻き苦しむための期間だったのだと・・・。 震災以降、子供の誕生とともに自分の世界と環境は変わり、作品や仕事に対する意識も同時に変わりました。なんでも許せる・・・。凝り固まった自身の世界を許してあげることで、肩の力が抜けたとき、この作品を作る機会に恵まれました。この作品は見てくれる人に希望や勇気、そして遠くを見つめる眼差しにやさしい光が満ち満ちている、そんな女性像をイメージして作りました。自分のためでない誰かのために・・。 この場をかりて、作品を掲載してくださったファッションエッジさま、カメラマンの小池徹さま、スタイリスト色部聖子さま、レタッチャーの加藤エリさま、ご協力本当にありがとうございました。 また明日より、下山していっぱい勉強して、たくさん練習して頑張ります。 今日は本当に素敵な日でした。 本当にありがとうございました。 美容師万歳\(^^@)/ | Facebook
Please someone let me do this to your hair !!!!!!!!!!!!!!!!
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