沖縄の三大名花の最後はオオゴチョウです。熱帯アメリカ原産のマメ科の低木で、夏から秋にかけて、オレンジ色の花を咲かせます。長い雄しべが風に揺れ、蝶の様だということで「黄胡蝶」の漢名がつきました。花穂の下から順番に開花していき、長く楽しめます。不思議な事に沖縄三大名花と言われるわりには、あまり目につきません。植えられている場所も少ない様です。画像の花は沖縄自動車道の伊芸サービスエリアで植えられていたものです。過去、葉や茎、根を煎じて、解熱剤や下剤として利用されてきました。花が終わると、マメ科の植物らしく、10cm位のキヌサヤのような実をつけます。沖縄の花オオゴチョウ
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