彩度 高い

皆様はハレーションカラーをご存知でしょうか？簡単に説明すると明度差がない彩度が高い色を組み合わせた配色のせいで、目がチカチカし、不快感を起こすような色の組み合わせのことを言います。デザインにおいてこのハレーションは実に嫌われる配色とされてきました。理由はもちろんこの過剰なまでの目に与えるストレスからです。 #デザイン #配色 #ハレーション

『美大受験クラス』本日のプライベートレッスンのテーマは「ピーマンの色彩構成」（3時間30分/八つ切りケント紙）です。ピーマンは私が高校生の時に初めて画塾で描いた懐かしいモチーフでもあります。参加した3名とも見せたいポイントを意識しており、構成は良かったと思います。まだ経験の浅い生徒もいたため、色のバランスの悪さが目立ちました。本日の合評でも言いましたが、ピーマンを複数描いたときに奥行きを持たせる色選びはどうすればいいのか。明度・・・濃い色は手前にあるように見えて、淡い色は奥にあるように見える。彩度・・・彩度が高い色は手前にあるように見えて、彩度が低い色は奥にあるように見える。寒暖・・・暖色は手前にあるように見えて、寒色は奥にあるように見える。上記のことを少し意識すれば、作品も随分変わってくると思います。今...プライベートレッスン

RGBのような混色系で色を選ぶのは難しいからHSVのような顕色系で色を選びましょうという説明がよくあります。赤・緑・青じゃなくて色相・明度・彩度ですね。 でも意外と直感的に分かりずらいのが明度と彩度。明度とは明るさのことで彩度とは鮮やかさのことと言われますが、明るさってなに？鮮やかさってなに？？？となりがちです。 そこでここではもっと直感的に分かる説明をしたいと思います。 実は色を「純色の色＋白色の量＋黒色の量」と考えると分かりやすいです。実際にオストワルト表色系ではその考え方に基づいて色を決定します。 では次の図を見てみましょう。 この図は色相を緑として、明度と彩度を変化させたグラフです。（…

2023年度 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 現役合格者再現作品：色彩構成