新しい元号となり、気持ちも新たに毎日を過ごしていきたい。その第一歩として、まずは足元から見つめ直してみてはいかがだろうか。作りもデザインも上質なマスターピースな一足とともに、令和の世の中をじっくりと踏みしめ闊歩(かっぽ)していただきたい。「ジョンロブ」「エドワード グリーン」2大名靴の本質を知る足のサイズや形は人それぞれ。そのため自分の足に合わせて作られるビスポークシューズは素晴らしいものだが、当然高価であるし、製作にも時間がかかる。だからこそ日常的に履く靴であれば、自分の足に合い、デザイン性にも優れた既製靴を求めることとなる。その際、必ず名靴として名前の挙がるブランドが「ジョンロブ」と「エドワード グリーン」だ。どちらの靴も19世紀に英国で誕生、世界中のジェントルマンたちを魅了し、さまざまな伝説を残してきた。「ジョンロブ」は、ブーツメーカーとしての出自を生かし、ビスポーク発祥のルーツから高品質な既製靴を生み出している。一方「エドワード グリーン」は、英国靴の伝統を正統に継承し、時代を超…
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